空想プラン

いつも規制や現実と向き合い 実際の外構プランばかり考えているとふとした時

何の制約も無く、お客様の要望も無く自由に考えてい良い物件だったら?
どんなプランを考えるだろうと空想の世界へ。

そんな空想のプラン
作ってみてから大分時間が経ったのがありましたのでちょっと陽の目にあててみようと思います。

久しぶりに観たそのプランの印象は「自分流が出ている?かな」と言う印象です。
それはプランの良し悪しではありません。
人により皆意見は違いますので あくまでも自分の感じた印象という事です。自分っぽいと。

掃き出しテラス部に水をはり 強化ガラスデッキの上を歩く事ができる計画です。
(実際製作すればいくら掛かるんだろう?)
Φ300の飛石はデザインのアクセントになると同時に ガラスデッキの脚としても機能します。白塗りした直線のコンクリートで各ゾーンを区切って
奥の芝生はこんもりと築山をイメージし 高低差を演出していますが、
これも直線と板面で構成しているので とてもシャープに見えますね。

丸飛石とは対象に 角いかたちで景石を模して配置してみました。
植栽灯もオリジナルの方形型照明を配置しました。
日差し対策にはキャンバス地のシェードを用い(多角形で脚は斜めに傾斜させています)
外柵には傾斜に合わせて木柵を計画してみたり・・・

やはり実現するとなると 工事の収めに苦労するような事ばかり描いていますね。
さすが空想の物件だからこそ出来る 無理矢理の力技です。

たまには 実現不可能で大胆な このような空想の世界も良いものだなと少し思います。

自分の作る外構は好き嫌いがハッキリするものが多いとは気づいていますが、
本当に賛否両論でしょうね。

自分的にはこのぐらいわかりやすいハッキリした表現をして見ていただき
好き嫌いが判断してくれた方が ありがたいと感じたりします。
sotoDesignの発想が好きだったり テイストが好きになってくれたお客様からは
声を掛けやすいのではないかと考えます。
趣味趣向の傾向がよく似た者同士が話をするので、おのずと話もはずんだりするものです。
万人受けするプランばかり考えていては、当社へのご依頼者を満足させる事はできなのでしょう。

実際、当方にご依頼頂けるお客様の声でご要望の多い事柄は
「他社のプランと違う物を見たい」というご依頼が多いです。
これはこれでアリ
弊社としては わくわく 嬉しいご依頼です。

他とは違う何かをお求めになられるご依頼者と共鳴し創作できれば
自分は 幸せなことだと感じております。
もちろん 一緒に歩むお客様にも 充分に満足していただきたい。
そのようなご依頼があった場合に 良いものを対応出来るように、
あたまで空想や いろんな準備しておく事も けっこう重要だなとあらためて考えました。

みなさまの「かわったもの作って」とのお声 お待ちしています。

 

 


sotoDesignテイスト

建築でもインテリアでも
デザインのお好みを明確にする時に デザイン分類みたいなことをします。
学生時代にも最初の最初に作らされたのは
各デザインイメージのイメージボードでした。

ヨーロピアン・アメリカンカントリー・モダン・ナチュラルなど
大きな分類の中に
クラシックやカントリー調 南欧調とか和風とかゴシックとかシンプルモダン
というような分類があって それぞれいろんな表現で言われることも多いので
写真などでボードを作って お好みをお聞き出しするなど
今でもインテリアデザイナーは やっているかもしれません。

sotoDesignの母体は造園業で 会長は造園士でした。
よく現場に行き作業を手伝ううちに 自分の身に染み付くものってありますよね。
庭木を植える作業や 飛び石を据える作業で
会長は何も教えるわけではありませんでしたが
全ては自然がお手本でもあり 植木自体や石の「顔」を見つけて
昔からの伝統的なバランスで配置を決め 庭を仕上げていくのを
何度も何度も見ていくうちに 自分の中にも当たり前のように
和風デザインの基本みたいなものが残っていきました。
日本人の中には もしかしたらベースになる美的感覚があるのだろうと
思うのですが
自然に逆らわず シンプルで潔い美しさを好み
明るい場所と暗い場所の対比を楽しみ
色の濃淡を味わえる そんな国民なのですね。

そう考えると実は和風デザインは シンプルミニマムでもあります。
機能的さをプラスしていくとシンプルモダンにもなります。
sotoDesignの基本デザインテイストは 和風から派生したシンプルモダン。
そして それに似ているのが
遠いヨーロッパスカンジナビアの北欧デザインでしょう。
自然と共存するナチュラルでシンプルな美しさを日本人が好むのは
すごくよくわかる感覚です。

前に書いたように そっくりにしたり真似したりはしないまでも
根底に流れる嗜好のテイストは
和モダンや北欧デザイン ミニマムデザインテイストが好きです。
和モダンや北欧デザインを素に白黒緑青ナチュラルに ハードな素材をアクセントにした
「sotoDesignテイスト」
さらに進化していくようにまだまだ感じ 学び続けます。

 


300角タイル加工へのこだわり

今日はsotoDesignのプランに使われている素材の中で、最も登場率の高い
300角タイルについて少しお話をします。
300角とは 300mm角 つまり30センチ角の大判タイルです。

私がハウスメーカー勤務をしていた20年以上前の話になりますが、
300角タイルと言う素材はある程度特別な存在で、
あちらこちらに使用出来る素材ではなかったように思います。
当時はかなりな高級品扱いで タイルといえば100角タイルと150角タイルが主流でした。

いつからでしょうか、輸入業者さん達がこぞって300角タイルを安価で扱うようになり
今では300角タイルは スタンダードな素材になりました。
300
角タイルをデザインに取り込む機会が多くなり 今では
デザイン外構には 切っても切れない存在となりました。
床材としても壁材としても重宝する300角タイルですが、
写真のような 自然な曲線で切り取るという使用方法がとても気に入っていて
多くのお客様の外構プランに登場しています。

sotoDesignのデザインテイスト(シンプルモダン等)の端正で理路整然としたデザインの中に
自然な曲線がなめらかに入ることで より一層奥深いデザインに映ると思うからです。

ではどうやって施工しているのか?
カット工程のお話をします。

まず現場でのケガキ(下書き)を行いますが思っている以上に大変です。
図面上(CAD)では全体のバランスを確認しながら 上空から見下ろして
しかも何度でも繰り返し書き直せますが、現場ではそうはいきません。
CADのように鳥瞰で見れないので、バランス等がわかりにくくて
何度でもやり直しをすることがあります。
やりなおししすぎて
下書き線が重なり どの下書きが正しい線なのか分からなくなることもしばしばww

この形や大きさの外構全体に対するバランスがうまく取れないと、
外構全体の完成度に違いがでてきます。
パーツではありますが それほど大切なポイントになります。

やっと下書きを決定すると、次の工程はタイルカットになります。
まず大まかにカットして

写真をご覧いただくとおわかりいただけますが、集塵機を回す者とカットしていく者の2名で
少しずつ下描き線に沿ってカットしていく作業です。
文字通り息を止めながら 慎重にカットしていきます。

その後 切り込んだ切り口部分をモルタルでうまく補修していきます。

最近では設計者の意図をくんでもらえる手の良い職人さんが少なくなってきましたが
(どの業界もですかね)
この様にこだわりの設計者と良い作り手が揃わないと
デザイン外構は実現が難しいのではないかと感じます。
施工力がなければできないこと
難しいことももちろん 職人にとって「めんどくさい作業」でも
この外構デザインには必要なんだと思って 黙ってやってくれる
いつも付き合ってくれる職方には頭が下がる思いです。感謝、感謝です。

タイルの収め方一つとってもこれだけのこだわりと情熱を持って物件に取り組んでます。

 

 

 

 

 


こんなもん(門)どうですか?

sotoDesign事務所の入口にこんなものを創ってみました。

今回使用した 立方体のブロックはエスビックさんの「そ.ら.ら」と言うコンクリートブロック
弊社がたびたび使用する このブロックについて少し説明します。

元々 中部圏より以北でしか流通していなかった商品だったので
近畿圏で実際に使用されている風景を目にする事は一度も無かった
少し風変わりな 空洞型のブロックです。

このブロック 何かのきっかけでこの「そ.ら.ら」の存在を知り、
わざわざ関東圏より取り寄せては くりかえし使用してきました。
sotoDesignの作品中にも幾度となく登場しており、
お客様から ご好評も頂いている製品です。
もちろんsotoDesignでは かなりカスタマイズして使用していますけれど・・

元々 ホワイト、オリーブ、キュールの三色のカラーバリエーションだったのですが、
今年の3月より ホワイト一色だけのカラーバリエーションへ変更となったそうです。
あまり人気が無いのですかね?
こういう厚みがあるタイプのブロックは 大変個性的ですが使い方が分かりにくいのか
用途が明確な 普通の形の商品のほうが重宝がられているのでしょうか。

私自身の考えでは、
このそ.ら.らのように使い方次第で色々な物に变化してくれるものの方がかえって有難かったです。色々な物件の様々場面で使うことができた 非常に魅力的なブロックでした。

ラインナップ整理の件を耳にした時、少なからずショックを受けました。
寂しくなるなぁと思いながら 弊社に何個か在庫が有りましたので、
記念ではありませんが 「そ.ら.ら」で こんなもん創って見ました!

もん=門
門柱かな?、門袖かな?、それともサイン?

ご覧いただいてどうですか?
ものすごく難しい事をしている訳ではなく、立方体の「そ.ら.ら」を2つに割り、
積み重ねただけなのですが(一応組み換え可能)その背面にLED照明をしこんで、
余っていたステンレス表札を両面テープで貼り付けてみたら
立派な門柱になってくれました。

昨今、色々と凝りに凝った門柱、門袖なんかが色々な外構メーカーさんから発売されています。
それらの装飾的な商品とは少し考え方の切り口が違いますがデザインをこらすことで
飾らない単純なつくり、安価、他で目にしないという珍しさもプラスされて
案外このような シンプルな門柱もありだと思っています。

 

この展示場でも「そ.ら.ら」を使用しました。ご覧ください。→西神住宅公園

 

 

 

 

 

 


お庭で使う植木の仕入先

本日も植物の事についてお話をしてみます。
皆さんのお家に植えてある植木や、これから植えようとしておられる植木などは
どこからやって来るか考えたことはありますか?

以下の略図をご覧下さい

生産者→植木問屋→造園屋等の工事店もしくは園芸店→お客様

おおむね上記の流れでお客様の元へ届きます(例外はありますが)。

私がエクステリアのヒアリング中にお客様に同じ質問をすると
「え~と、山からもって来るのでしょ?」という方が かなりいらっしゃいます。

中には、山取り(山の持ち主に了解を得て直接山から掘り上げる手法)もありますが
ほとんどがそういうことではありません。

大多数の植木たちは生産者が育てた後に 植木問屋さんが仕入れて、
それらが商品(植木)として現場へ収められるという流れになるのですが、
最近少し流れが変わってきているようです。

これは 先代からお付き合いがある㈱金岡摂陽園さん(植木問屋さん)の社長から聞いた話です。
金岡摂陽園さんは 大阪府の植木どころ 宝塚市山本にある植木問屋です。
金岡さんのところには畑がいくつかあって 必要なら見に行くことができるようになっていますが
金岡社長がおっしゃるに
「宝塚市でも畑(ストックする土地)を持って営業している植木問屋は今はほとんどないのでは?」
との事だそうです。ちょっとびっくり。

理由は単純です。
広大な畑(土地)を保持しながらでは経費がかさんで経費倒れになるからだそう。
植木が昔より売れなくなった現代では なかなかシビアなところです。
それでも企業努力でこの流通形態を守られているのには頭が下がる思いです。

実はこの「畑を持っておられる問屋さん」がお客様にとって
非常に重要なポイントになってきます。なぜなら、植木にも慣らしが必要なのです。
一度掘り上げて現場に納入するまで そこで馴染んでもらうという大事な工程なのですが
保管用畑があるから実現できる事なのです。

私達デザイナー側から見てもメリットは沢山あります。
それは現場に合う植木を 現物をこの目で見て選定出来るという事。
同じ樹種で 同じようなサイズでも 枝ぶりや雰囲気などは一本一本全て違うからです。
ご希望があれば お客様もお連れして ご案内しながら現物確認をして頂けます。

こちらにとったらメリットでしかない畑(保管場所)を持ちながらの経営され続けている問屋さん
真摯に取り組んでおられるこの問屋さんの植木は間違いが無いと感じながら
先代からの ながいお付き合いをさせていただいてます。
無理も言ったり相談も聞いてくれて ありがたいです。

お客様の大切なお家に納入されていく植物達は、
努力を惜しまない 有能な問屋さんが守り育て そこからやってきています。
今はインターネット等で植木をご購入出来る時代ですが、
植え替え済の適正な植木かどうかということだけは 先方にご確認頂く事をオススメします。

 

 

 


外構完工が近づいています

外構工事の仕上げ段階に入りつつある現場へ
植木など 植栽を植えるために弊社の造園部を連れて行きました。

施工は天気にも恵まれてスムーズに行われてきて



職人さんによって ガレージ土間も整い門柱も積み上げてだんだん形ができて

 

すでにフェンスなども取付けてあります。

そこへ 植栽をしていきました。

先日も書いたように 無機質な外構のなかに鮮やかな緑が入ると
印象も変わり ホッとした空間になります。
たとえこれが 本当に少しだけのグリーンであっても同じことで
それぞれが完成したパーツたちを丸くまとめてくれるのが 植栽です。
なかなか都会では植木を植えるスペースが取れないものですが
たとえ1本でも 足下に下草だけでも植えると良いと思いますよ。
季節感もあるし 癒やされるはずです。

今回の門柱は 角の一部を大きく面取りして ステンレスを貼りました。
縦のシャープなラインが入って ぐっと引き締まります。

さて完工までは あと少しです。


外構デザイン研修

ちかく 外構デザイン研修に行かせていただきます。
しばらくお時間いただくこと
また ご連絡方法がメールでのみになりますこと お電話は転送停止にしておりますので
申し訳ありませんが よろしくお願いいたします。

なお 造園部はいつもどおりの平常営業を行いますので
ご連絡しているお客様 順次 剪定作業へ回らせていただきます。

写真を整理していたら 前回デザイン研修に行った岡山県・直島の写真がありました。
自然と一体となった素晴らしいデザインとアートの島でした。

景色の写真もあるにはあるのですが
私が 熱心に撮影したのは 使われている材料だったり

 

プロでないと気にならないような 細かな仕上げだったりとか・・・

 

今回の研修でも そんな写真ばかりになると思います。
町なみや 全体の空間も勉強になりますが
やっぱりパーツやこまかいディテールに目がいってしまう。

完全に男脳です。

でもこの時見たものも 現在の外構デザインに活きているところがあります。
簡単にインターネットで見たつもりになりがちですが
行ってみないとわからないことってたくさんありますよね。
特に 私のように見るところが変わってると ネットを探しても出てはこないので
たくさん見て しっかり身につけて
外構やプロダクトデザインに反映できるようにしたいと思います。


緑のちから

緑(植栽)の力について 今日は書きたいと思います。

あまりイメージが無いようですが、私sotoDesignは
造園屋の二代目になります。
物心付いたときには、植木や石、職人さん達にかこまれて育ったので
逆に当たり前すぎて
植木などに特別な思いも感情も少なかったように思います。
実際に若い頃から今まで作ってきた外構作品において、
植物は全体のバランスをとり空間をうまく繋げるための物という解釈をしていました。
緑が嫌いだったわけではないのですが
竹本造園と名がつくわりには
緑(植栽)に力を入れて庭が印象的でキレイな外構プランは 正直あまりありませんでした。
植木は脇役で 創作物がメインというような考えが自分の中で成立していたように思います。
ところが最近 歳を重ねて 少し緑(植栽)の魅力や恩恵を肌で感じられる様になりました。
最近も sotoDesignの事務所前に 少し大きめの植木を入れてみました。

 

植栽を入れる前の写真と入れた後の写真は全く違った空間になっていますよね。
植木の生命力 緑のちからが溢れてくるようで
とても心地よい場所になったようです。

ガーデニングに力を入れる人の気持も 遅ればせながらわかる気がしますが
自分が緑をつかうと ガーデナーの方や造園士さんが創る作品とは
やはり少し違う雰囲気になります。
好きか嫌いかは 各々見る人におまかせするとにしましょう。
人の嗜好は なかなか変えれるものではないので
sotoDesignがつくるとどうしても
ガーデナーさんのような植物をとりどり集めた華やかな緑化にはなってません。
どうしても 外構空間のパーツの一つとして プランの中に活かす扱いになっていますが
このシンプルさは仕方がありませんね。

ただ、確かに 植木があるととても豊かな空間になります。
緑の力とは どの様に配置するとか、何の種類を植えるとかではなく
植物や植木そのものがあるだけで空間を魅力的に見せてくれるのだと思います。

シンプルでも和風でもガーデン調でも 緑のちからは必要なのです。

今後も私の作るシンプルな外構を引き立ててくれるように
植木や緑をうまく配していけたらいいなと思います。
おのずとその外構は良いものになるでしょう。

 

 


新しい門柱デザインの打合せ

ゴールデンウイーク前のこと ふとしたことから非常に気になる素材を見つけることになり、
いてもたってもいられず 直ちにその会社へお伺いする事となり
素材について 詳しくご説明を頂きました。

帰りの車中(約3時間)で いま聞いてきた内容を思い返しながら
色々とアイデアを繰り広げ帰社の途についたのをよくおぼえています。
その素材は かなり大きな物まで造れる素材なので 様々な可能性を感じて
余計に空想が広がりました。

あれから約一月半、普段の仕事をこなしながら その素材のことをしょっちゅう思い出しては
アイデアを練り 可能性の検討を重ねていましたが
とあるお客様からの外構プラン設計依頼を頂いて 計画をしている時
敷地形状等の条件から 門柱をオリジナルデザインプロダクトで造ると
収まりが非常に良くなるかな と思い
あの素材で門柱を創ろうとして 現在姿図の段階までは計画しています。
すごく期待している素材なので 計画段階でわくわくしており
お話したくてたまらないのですが まずは実施・・・

今は 詳細にお話できませんが、
通常の物よりも 非常に薄く創ることができる上 強度的にも非常に優れているようですし、
そのくせ軽いと言う特徴も兼ね備えていますので
今回のお客様の外構プランで創る門柱には もってこいだと感じます。

本日打合せしたのは、その素材に合わせる装飾パーツの件で
いつも表札を制作する際にお世話になっているジェネックスさんと打合せしました。

CADで描いた図面で外構の説明をして 門柱のディティール等の打合せまで行いましたが
これまでに使ったことのないもので 初めて製作するため
初回の今日は お互いの問題点や検討事項を出し合い
次回の打合せまでに確認や整理をするという約束で一旦終了となりました。
いつも思うのですが、実施前の現在が色々な制約等にとらわれず可能性を楽しめて
私にとっては一番楽しく感じる時間でもあります。

次回は、門柱本体の製造会社さんとの詳細な打合せになります。
打合せ回を重ねていくごとに現実味が増していきますが
紹介出来る段階になりましたら またブログに書き込みますのでお楽しみにお待ち下さい。

 

 


「どこにもないもの」の原泉

自作の作品を客観視!

いきなり変な書き始めになりました、、、

自分のことは自分が一番知っているけれど
その分 なかなかできないのが客観視。
作品をふりかえりつつ プチ客観視してみます。

では第一弾、よくイングリッシュ・ガーデン風とか南欧風とか言う言い方を耳にしますね。

自分がこのようなキーワードでプランニングに取り組んだことはほとんどありません。
人それぞれの趣味嗜好もありますから
そのような可愛い感じの庭やエクステリアを実施している施工例は
仕事柄 しょっちゅう目にしています。人気も一定にあります。

もちろん 美しくて魅力的だと思いますが、自身の作品として描いた事はほぼ無いので
なぜ無いのだろうか?と 考えてみたのですが

まず第一に、(イングリッシュ風、南欧風とか何々風)というタイプ分けできる考え方に
どうも気持ちが引っかかっているみたいです。
本家本元の たとえばイギリスで英国調ガーデンを見たらきっと感動するでしょう。
伝統が作る雰囲気や仕組みは 圧倒する力があると思いますが
その分 真似した~~風にしてみても 本家には勝てないと思ってしまうのですね。

それと、何かの誰かの真似をしたくないという事もあります。
テイスト少しぐらいならまだしも 完全にイングリッシュガーデンのコピーしようとの考えは
おそらく自分の人生の中でも ほとんどないと思います。

常に、自分風で勝負したいと考えているのかもしれません。

といいながら sotoDesignにも、何々風のかわいい外構をお願いしますと言うご依頼が
無かったわけではありません。
くねくねと曲がった柔らかい趣きの 石貼りアプローチやラウンドした塗り壁など、、、
自分の少し若い頃の作品を眺めていると むしろアールを基調とした作品の方が多かったのも事実です。
まぁ 住宅のテイストにブームがあって
南欧調やヨーロッパ風の黄色い建物が多かった時代もありましたから
建物に合わせて そういう雰囲気の外構デザインをしていたのですが。
現在の弊社のイメージだと ちょっと意外かもしれませんね。

その頃のアール曲線の使い方としてですが、
「曲線は使うが、真円の一部を使う手法」を多様していました。
この方法でプランすると 柔らかいアールの曲線美の中に 端正な潔さ感がでてくるのです。

わかりにくいので 実例でいえば
確か何年か前のLIXIL(旧TOEX)
施工コンテストで金賞を頂いた時の作品も
この方法でプランしたという記憶があります。

LIXIL・エクステリア施工コンクール 金賞 受賞作品

たとえ~~風の外構デザインをすることになった時でも、
出来るだけ 自分なりに飲み込んで消化して 自分の解釈に置き換えて
数々の外構プランを お客様にご提案してきたのでした。

まとめれば やはり自分風が気に入っているみたいです。
近年の作品は、無国籍で特にどこ風でもない 唯一無二の自分風とでもいいましょうか。
このような もしかしたら独りよがりになりかねない自分風なのですが、
その自分風の外構を支持して頂けるお客様がおられることを非常に嬉しく思います。
趣味嗜好が近しいということですから なんとなく親しい気持ちにもなります(笑)。
みなさまに あらためて感謝ですね。

自分を客観視するのは非常に難しいです。
次回 気づいたことがあれば書き込みたいと思います。