カテゴリー別アーカイブ: sotodesign デザインへの考え方

保留部位の最終仕上げ作業

今日は工事後半に差し掛かったY様邸の現場監理のために1日中滞在しました。
当たり前ですが非常に気温が高く厳しい状況です。
工事も最終段階になり、何点か収めが保留になっておりましたので
その点を最終確定して仕上げてもらいました。

ではこの様な仕上げの一時保留と言うのはなぜ起きるのか、
又は なぜ保留するのかを少しお話します。

プラン作成時に各部位の仕上げも考慮し図面作製しているのですが
いざ現場にて工事を進めているとCAD図面だけでは計り知れない部位が沢山でてきます。

その場で判断できる事は勿論判断致しますが、
一度持ち帰って考え直してみたい事も幾つか発生致します。

そこで一般的な話になりますが、
現場サイドからの声としては「早く保留部位の判断を」と言う声を聞きます。
現場工程から考えてみると すごくまともな意見です。
ですが、そこでなお一歩立ち止まって一緒に取り組んでもらえれる職方と
仕事を共にしていかないと本当に良い作品にならないと考えています。

幸い、sotoDesignの関係職人さん達は私の言う事を理解頂き、さらに実行してくれます。

この事には非常に感謝しています。
こうして文章にして書くと数行で書ける事ですが、中々実行に移すのは難しい事になります。
たとえ時間が少し多くかかろうが、手間が少し多くなろうが柔軟に対応してもらえる職方は
デザイン外構を設計するものとしては とても貴重です。

お客様にとっても、又作品と捉えているsotoDesignにしても大切な事だと考えています。

現場の完成物をWEBで見られた新規のお問い合わせのお客様がふえると
結果的には頑張っていもらった職方のところに工事物件が廻りますので、
お客様、計画者、施工者の三者全てが幸せになれる関係と言うのは
三者のどの部分がかけても成立しないことがよくわかります。

こちらのY様邸の現場も
紆余曲折そのような場面をいくつも乗りこえてようやく完成型が少し見えてくる所まで
進んで来ました。
後最終日1日を残して本日の現場監理終了となります。

 

極暑の中、関係者の皆さんお疲れ様。
最終日の報告は後日ブログに書き込みますので、お楽しみに!

 

 

見習いたいデザインディテール

デンマークオアスタットの街を歩いていて
気になったディテールがいくつか有りましたのでご紹介します。

写真をご覧になり何か気づかれましたか?

 

花壇を注意深く見て下さい、花壇自体が薄くありませんか?
そうです、花壇自体を10㍉程のスチールで作り塗装し、そのまま地面に設置されています。
日本ではまず見ないデザインディテールです、余りの潔いデザインにビックリさせられました。
写真を撮る際に独り言で「これでいいやん」と言ったのをハッキリ覚えています。
見ての通り究極のシンプルさ、材料を積み上げたとか、貼ったとか
何か操作をしたのではなく
材料そのものが形態を成すというこれ以上のシンプルさは無いという状態です。
ここまでくると、提案した側とされた提案を承認した側両方をたたえたくなります。
日本では受け入れられない工法やデザインも
こちら北欧では普通に受け入れられるのですから驚かされます。

デザインに対する懐の深い民族なのでしょう。
私達も見習いたいところです。
日本人的考えでいくと
まず、危ない、錆びる等のネガティブな事ばかりが先に立って
デザイン云々は後回しになるのでしょうね。

でもこのハードルを超えなければ良いデザインやディテール等はでて来ません。
この様に海外には見習いたいデザインディテールが沢山あります。

sotoDesignではこれら時間をかけてでも、
これらにも負けないようなデザインディテールに取り組んでいき、
お客様に喜んで頂ける外構デザイン提供に注力していきたいと思っています。

 

 

 

 

 

北欧の新築住宅

今日は北欧での住宅について色々紹介していきます。

まず一枚目の写真をご覧ください。新市街の竣工後すぐの集合住宅になります。

 

同じ作りの壁の様なものが多数立ち並びますが、これは各邸の仕切りになっており
屋上緑化が施されており、その下部はゴミ収納庫やストックヤードとして使用されていました。
もう少し時間が経つと植物が良い感じに茂ってくれるのだと思います。

床は全体にインターロッキング敷きとなっておりますが、
日本と別段変わることが無いと思いました。
床部分で全く違うなと思ったところは、このグレーチング敷きの部分です。

日本の建築では基礎があり、ステップを2~3段上がり玄関へと行きますが
こちらの建築では玄関と道路の高さが同じと言うのが普通になります。
そうなると、雨や雪が玄関から入ってくるのでしょうね。
それを防止するためのグレーチングだと考えられます。
日本の建築では必要ないものですね。

ポストは何の変哲も無い亜鉛メッキを施したポストですが、
材木の茶色とポストのグレー芝生の緑のコントラストがとても綺麗です。

次はこの集合住宅のパブリクスペースの植栽写真ですが、
何となく日本の植物とよく似ている物が多いなと感じました。
後日段ですが日本へ帰ってきて色々調べてみると
日本の植物が品種改良されて北欧方面へ持ち出されているみたいです。
物凄く身近さを感じました。

これもパブリックスペースの目隠しになります。
よくご覧ください、何の変哲もなさそうな縦格子のフェンスですが
内側に強化ガラスが貼られています、恐らく風よけなのでしょうね。
なかなか凝った事がされています。コストもかなりかかっているようです。

 

この集合住宅の外構、エクステリアデザインは、シックにまとめてあるという感じに見えました。先程も書きましたが色の調和がとても上手いですね。

依然として 外部における材木の使い方で腐食することについては頭に無い様に感じました。
こちらのデザイナーが、人工木ならどの様に使用するのだろうか?とても気になるところです。

以上、北欧での新築住宅をみての感想でした。

 

ナイスデザイン、バルコニー!

本日も デンマークコペンハーゲンのオアスタットで建築中の建物で
気にかかった物がありましたので ご紹介します。

ご覧ください、カッコよくありませんか?

こちらで流行りなのですかね、
この建物から生えてきた様な出っ張ったバルコニー。
躯体の厚みは10センチ程で 非常に薄く造られております。

デザイン的にはコンクリートの構造体
すなわち枠自体を一番見せたかったのでしょう。

手摺は控えめにステンレス枠にガラスが取り付けてありました。
この方が よりコンクリート枠が目立ちますね。
見るからに薄造りなコンクリートの枠、
恐らく軽量だと思います。

生コンクリートの中にファイバーを混ぜたり、
鉄筋の代わりにカーボンの芯を入れたりして
軽量化をはかっているのでしょう。
そうでないと これだけ肉薄で軽量尚且つ強固なコンクリート枠は
できないでしょうから、
そんな構造が成立しているので ご覧の様なデザインが可能になるのですね。

取付方法は、
建物には固定用の金具が現しで取り付けられています。
この辺のデイテールも潔くて関心します。

日本の建築でこの工法は認められるのですかね。
この様な収めのバルコニーは見たことが無いので
ふと、そう思いました。
この話になると何時も出てくるのが、
地震の少なさや地盤が強固であることになりますが
やはり、ご多分に漏れず大なり小なり関係していると思われます。
日本では耐震構造の件で、すぐに却下されそうなデザインですね。

こちらの物件をデザインする関係者を少しうらやましいとも思いました。

日本の行政のように 構造についてがんじがらめな考え方では
出し得ないデザインですし
その縛りから解放されるという事は、
よりデザインの幅が広がると言う事になります。

この様に潔いデザインを見せられると、sotoDesignの思考も刺激されます。

「薄いコンクリート、良いですよね~、、、」

生き生きしたデザインが街のあちこちに転がっている
コペンハーゲンのオアスタット新市街でのレポートでした。

建築と同じモチーフの床仕上げ

今回はコペンハーゲン、オアスタットの建築について書きます。

何度かオアスタットで見てきたものを紹介してきましたが、
今回も新市街の前衛的な地区に建っている建築についてご紹介します。

 

独特な造形の建築ですね。
オアスタットにはこの他沢山の意匠建築が立ち並んでいました。
また現在進行中の建築も沢山有りました。

この建築はご覧の通り 2つの棟が建っておりまして、
ある角度から見るとその2棟が上手く重なり合って
アルファベットの Vの字に見える様になっているそうです。
また 建物が折れ曲がっていたり 大変アクロバテイックな印象の建築です。

建物の全体フォルムがダイナミックなだけではなく
外壁に繊細なラインが沢山入っています。
そのラインがこの建築の表情をとても生き生きとしたものにしていると思います。
そのラインに合わせた窓の収まりも見ごたえの一部ですね。

つぎはそのダイナミックな建築に繋がる床部位の写真になります。

 

さすがは石材の国ならではのしつらえです。
デザインモチーフは 建築に取り入れているランダムラインを
そのまま床にまで取り込んでいます。
そのランダムラインの割付のままその石材が立ち上がるというデザインになっております。
同じ形のピースがベンチになる とてもシンプルなデザインになっていました。

sotoDesignも普段同じような考えでデザインすることがよく有りますので
このデザイナーさんの言わんとしていることが分かるような気がします。

写真を注意深く見ると、石材以外のグリーン(植栽)部分も同じ様に割付されていますね。
あくまでも全体のバランスを考えてのこただろうと思います。

この様な大きな規模のデザインをする際に
全体バランスを考慮することは非常に大切な事であります。
こまぎれでその部分のデザインをするという事が
昨今のエクステリア、外構デザインでもよく見受けられますが、
全体を把握して繋がりのあるデザインにしなくてはならないのですがね、、、

仕事柄、多くのエクステリア、外構のデザインや完工例を見ますが
まだまだそうはなっていないことが多くて
その部位、部位での切り分けたデザインをつなぎ合わせたようなデザインを多く見かけます。

今回紹介している建築のように 全体の流れを考え、
繋がりをしっかり考えられたデザインは 収まり感や塊感が違います。
バタバタ感がないといいますか、しっくり落ち着いた感じに見えます。
ぜひ見習いたいところです。
プラン検討の際には、一層この事柄を考慮し
全体の繋がりのあるデザインをめざして取り組んでいきたいと思います。

 

自動車デザイン

今日の書き込みは少し私的な話が入ってくると同時に
街や建築デザインの話では無いので書き控えようかなと思いましたが
この様な機会も少ないので書き込む事にします。
本当に私的な事も色々と出てきますが 良ければお読み下さい。

実は自動車の事になります。
sotoDesignは若い頃から自動車がとても好きで あらためて所有歴を数えてみると
12台程乗り換えているみたいです。
免許証を取ってからの計算で2年半に一度買い替えている事になります。
車検をほぼ受けずに乗り換えという事になります。

自分の中では、お酒もタバコもしないし、
ここ数年前まではこれという趣味もなく(仕事が趣味)
車が趣味でも良いと思い 好きな車が出てくると乗り換えていたような気がします。

そこで今回紹介するのは、シトロエン社、C4ピカソという車です

 

 

黒い方がコペンハーゲンの路上で見かけて撮ってきました。
白い方がsotoDesign所有の車です。日本でも台数はかなり少ない車です。

では少しこの車のデザインのお話をしましょう。
上段の切れ長に見えるのはヘッドライトでは無く 安全面で昼間に点灯する
デイライト(副灯)になり 下段がヘッドライトとなります。
最近の自動車デザインでは 多くなってきたヘッドデザインです。

ルーフへ回り込むグレーのトリムもデザインの特徴の一部です。
独特なテールライト形状、光方も3D的に光ります(説明が難しです)。
デザインでは無いのですが 屋根のほとんどがガラスになっていて
(電動のシェードが付いています)普通のサンルーフよりも明るいです。

内装で言うと、この車には普通のシフトレバーが有りません。
ちょうどウインカーの位置になりますが 鉛筆ぐらいの細い棒が出ていて、
それがシフト切り替えになっています。
知らない人が見ると何処にシフトレバーがあるのかわからないと思います。
他にも独特なデザインや考えをまとった 本当に独特な不雰囲気の車です。

社歴としてドイツ、イタリア、スエーデン色々な国の車を乗り継いできましたが
デザイン的に一番おもしろいのはこのc4ピカソだと思います。
さすがフランスのシトロエンだと思います。

元々、シトロエンという自動車メーカーは
独創性とデザインが特徴のメーカーでして、sotoDesignとしても初めてのシトロエンになります。

じっくり考えてみると
特徴である独創性とデザインの部分に惹かれているのだと思います。
仕事柄デザインにまつわる事をしていますので
やはり車の選択にも少し自分流を求めているのでしょう。
写真では その独特さが伝わらないかもしれません。

好き嫌いが割りとハッキリした車ですかね。
何のなくsotoDesignのデザインと少しかぶるところがあるように思います。
好きな人はとことん好き!、でも嫌いな人は見向きもしない!
私的には住み分けができていて逆に良い事だと思えてしまうところです。

万人に受けるものには何処か曖昧さを感じてしまうのは私だけでしょうか?
趣味趣向の合う人の為にとことん突き詰めていく、私的には大事な事だと思います。

今回は自動車のデザイン等の話になってしまい申し訳有りません。
自動車の世界でも独創性が気になる sotoDesignの車事情のお話でした。

 

 

パブリックスペースデザインの巧み!

オアスタット新市街のとある公共施設で
面白い場所を見つけてきましたので少し書き込みたいと思います。

 

 

高低差の使い方と色使いが絶妙ですね。
スポーツ促進の小さな施設を見学したときの写真です。

sotoDesignは普段、個人住宅の外構デザインプランをする事が多いのですが、
こういったランドスケープ的な事にも非常に興味があります。
持論的な話になりますが
ランドスケープをダウンスケールしたものが個人住宅という捉え方をしているからです。
また 不特定多数の人達に喜んで頂ける物は
一個人にも受け入れてもらえるだろうという考えです。

もう一度 写真をご下さい。
人工的な創り込みがなされていますが全く嫌な感じがしませんね!
この様なデザインや色使いは新市街ならではです。
旧市街とは一線を画していて 歴史的な良さや時間の経過による味などと
またまったく別の味わいです。

これらのデザインは正にsotoDesignの趣味趣向とすごく合っていると感じました。

現場で写真を撮りながら、どの様な人間がデザインしているのだろうと思っていたら
同行した人間に聞いた話ですが、割りとこの辺の建築とかは
超有名な海外のデザイナーさん達が絡んでられるようで、
この施設もそのような海外デザインが入ってるのでは無いかと感じました。
流石にデザインの国であり、今をトキメク新市街のオアスタットですね。

街全体が何処を見ても勉強になるデザインが何処かしこに有り、
デザインに興味がある者にとっては何処を見ても刺激で一杯でした。

一枚目写真の上の方に写っている白っぽいビルも有名なビルで非常に面白かったです。
又 二枚目写真の奥の建物は海外デザイナーの建築だそうです。
街の何処かしこがデザインのお手本になっていて、とても勉強になります。

写真を見ていただくだけで、私の説明なんか不要ですよね!
この様なデザインが普段に普通の生活で触れられることが羨ましいです。
同じ先進国と言われていても日本と北欧、デザインの力量の差を感じずにはいられません。

北欧で見てきた事を自分の中で噛み砕いて
sotoDesign流にもっと磨きをかけていきたいと考えています。
今後の自分自身の創造にどの様に影響してくるか楽しみです。

 

初回ヒアリングで注力すること

本日は 外構の新規お問い合わせ頂いたお客様と
どの様な打合せをしていくのかという事を少しお話してまいります。

sotoDesignは基本的にこちらからの営業は行っておりません。
ほとんどの方がWEB(ホームページ)からのお問い合わせになります。
一部紹介や工務店(建築業者)さんからのお問い合わせもありますが、
基本的にはWEBサイトからのお問い合わせが中心となります。
(建築業者さんからもWEB問い合わせになります)

お車でお越しのお客様が大半なので
(電車でお越しの方はご希望が有れば駅までお迎えに上がります)
当社の駐車スペースに車を止めて頂き、打合せ開始になります。

まずは建築お引き渡し予定日やその他の日程をお伺いします。
その後お客様のご希望を細かくお聞きしていきます。
例えば、自動車保有台数や駐車場を何台分確保するか、来客用車寄せが必要か等々
カーポート屋根が必要か否か等細かく確認していきます。
同時に自転車の保有台数や屋根等のお話も致します。

後、敷地を取り巻く環境や外柵の有無も忘れずに確認致します。
このあたりまではどのお客様にも同じように確認する項目となります。
このあたりから、各々邸別にお客様のご希望のスタイルや
色の好き嫌い等の細かい事までお聞きしていきます。

お客様のお話をお聞きしながら、
当社のこれまでの作品の中で客様のご希望と似た完工写真を御覧頂いたり、
細かい部位の写真等も同時にご覧頂きます。
この時に色々な製作してきた門柱や階段その他製作してきたものをご覧頂きます。
同時に そういうプロダクトがワンオフで製作した時の
メリットやデメリットも説明させていただいきます。
その時の話の流れや、雰囲気はsotoDesignの初会打合せ時の最も重要な部分となります。
これは、お客様が製作物にどれ程興味をもたれ又、望んでおられるかを見極めるためです。
この事を頭に入れてのプラン作製が非常に重要になってきますね。
この部分を的確にとらえていないと作製したプランが気に入って頂けなかったりします。

ともあれ、お打ち合せ前と後でお客様の気持に変化が芽生え、
sotoDesignでお願いしたいと思いながらお帰り頂けるとこそが
ファーストヒアリングの最大の目的になるでしょう。
人と人ですから 第一印象が大事なのは
みなさんもよくご理解のことでしょう。

後は聞き取った内容で、
ご希望に添えるプラン作りに注力していくという事がsotoDesign流です。
あまり気にしたことがないのですが、一年に何件くらいのプランをしているのかな?
又これまでこの業界に入ってどれくらいの人のためにプランしてきたのか?
とか考える事もあります。
特に何時も同じようなプランにならないように強く心がけています。
プランの焼き直しはしないと何時も自分に言い聞かせながらのプランニングになります。
(これが なかなか簡単では有りません)

日々、これらの繰り返しを行っております。
今回も文章にしてみて、またもや初会ヒアリングの大切さを思い知るsotoDesignでした。
最後に、初回ヒアリングに必要時間は平均2~3時間程です。

 

デザインにおける発想の違い

これは デンマークのオアスタットの街を散策している時に見つけて、
非常に面白いと思い写真に収めてきましたのでご覧ください。

  

デザインがユニークと言う事もそうですが、
まず驚いたのはアスファルトに直接描いてあるという事に驚かされました。
一枚目はマンションのエントランス、2枚目はスポーツ施設か何かですかね?

sotoDesign的には普段 外構床廻りのデザインをする時に、
直接アスファルトにこの様なデザイン要素を書き入れる発想は出てこないのではと思います。
床にデザイン的な要素を入れようとするならばまずタイルやインターロッキング
又は乱形石貼り等を取り入れたり、切り込んだりしてデザインしていく事になります。

こちらのデザイナーさん達は一体どの様な発想を元に
「アスファルトに直接描き」を思いついたのでしょうか?
やはりデザインの良し悪しより、その発想に驚かされます。
付加的要素になりますが、工事コストは極限に安価になりますね。

もう少し掘り下げると、
実際アスファルトに直接描いた物は端っこから少しずつめくれてきたりする可能性が
大いにあります。
ではこれらをデザインしたデザイナーさん達は
なぜこの手法を使用することができたのでしょうか?

デザインに寛容であるお国柄?
それとも少しぐらいのことは気にしない人種ならではなのでしょうか?
本当にそこが知りたいですが 詳しい方がおられたらぜひ話をきてみたいくらいです。

いずれにせよ、このオアスタットという街自体が現在建築ラッシュで
尚且つ他国等のデザイナーが力を競い合いながら発展途上の街という事を考慮してみても
大胆な考え(思考)には驚かされます。

では日本で置き換えるとどうなるのか、
そもそも日本の個人住宅の敷地内でアスファルト敷きと言うのはほぼ有りませんので、
土間のコンクリート仕上げに何かデザインを描くという事になりますね。
前回お話した透過性、浸透塗料も面白そうですね。
何となく自分の頭の中を通って使えそうな技法がでてきそうです。
この様な繰り返しで自分の中にデザインの引き出しを沢山作っておくということが
非常に大切で、いざという時に役に立ちます。

やはり自分の頭に無いものを見て感じることはとても大事だなと痛感いたしました。

他と同じものが嫌いなsotoDesignとしましては「やられた~」感が強いですが
この強いインパクトを頭に叩き込み、
現在進行中の外構工事やプレゼンプランに活かし
お客様へのデザインに少しでも取り込んでけるように努力してまいります。

 

階段について 日欧の違いとこれから

デザイン研修ではディテールについて色々見てこようと思っていましたので
工事現場を回った際に見てきた エクステリアの階段の作られ方について
少しお話してみたいと思います。

デンマークの新市街は 建築工事が多く進行中です。

両脇にコンクリート二次製品(つまり規格製品)の壁が有り、
その中を これ又二次製品の階段ブロックが使用されています。
この方法は 日本でも使用される工法ですが日欧での絶対的な違いは
前回も少しお話しましましたが 地面の強度(地耐力)だと思われます。
直接デザインに関わる事ではありませんが、
施工手間という点では、大変な差がでてくる事となります。

二枚目の写真をご覧頂くと少しお分かり頂けると思いますが、
北欧の地盤は基本岩盤で非常に強固なため、下地処理がほとんど無いように見えます。
仕上がりレベルだけ確認して そのまま並べて置いていくように完成
日本では きっちりと下地処理をしておかないと、後に仕上がりが不陸(ガタガタ)になります。
これは大陸と島国という地球レベルでの差になりますので どうしようもありません。

階段のデザイン面で言いますと、
その強固にする厚みやパーツが不要なぶんだけ
物凄くシンプルな構造となり かつ素材そのもので階段が完成してしまうので
形としては これ以上シンプルなものは無く、
sotoDesignの嗜好にぴったりの 好感の持てる仕上げに感じました。
しかし この軽さや薄さが可能なら もっとデザインできるんじゃないかな。

 

そこで、sotoDesignで 階段がこんな風にできたらいいな、という例を作ってみました。

あくまでもCAD図の段階なので、
ディテールや強度面のことは解決しておりませんのでご了承下さい。

ごく薄く 向こうが見えるようなそしてカラフルな着彩ができれば
これまでの外構デザインに 新しく大きなプラスが生まれる気がします。

こういったマスプロダクト等が出てきてくれると楽しいですね。

sotoDesignに設計依頼をいただく皆さんからは
こんな新しい驚きのある提案をご期待されているのではないかと思うので
今後 そのご期待に応える方法はないのか いろいろ調べて勉強して
実現が叶うようにしたいと考えています。